美肌と並んで注目をあびている言葉といえば、美腸ですよね。腸を綺麗な状態で保つことで、美肌はもちろん、免疫力の向上や、デトックス効果など様々な健康効果が期待されています。でも、どうして腸が綺麗だと美肌が作られ、免疫力が向上するのでしょうか?

■腸の働き

(1)食べ物の消化・吸収・排出

腸は、食べた物を消化して栄養素を吸収する場所です。これは、腸の働きとして一番有名ですね。腸内が善玉菌優位な環境であれば、消化・吸収・排出がスムーズに行われます。しかし、悪玉菌が優位な状態だと、腸内にある食べた物が腐敗し、発がん物質などを作り出す場合も。

(2)外敵をブロック

腸は、体内にありながら外界と接している臓器です。ですから、外界から入ってくる細菌やウィルスをブロックする場所でもあります。最近では、インフルエンザウィルスに効果がある乳酸菌の入ったヨーグルトが発売されているように、善玉菌は細菌やウィルスを撃退して、身体を守ります。

(3)血液を作る

あまり注目されませんが、腸が吸収した栄養素はどこへ行くのでしょうか?それは、血液です。つまり、血液の原料は全て腸から吸収されたものなのです。ですから、腸内の環境が良い状態にあれば、栄養の吸収がスムーズで質の良い血液が作られるのです。

■腸と美肌の関係

腸内の環境が悪く、余分なものや毒素の排出がスムーズでないと、皮膚からも毒素を排出しようとして、ニキビや肌荒れの原因となります。

また、腸から栄養素を吸収した血液は全身を巡ります。この血液に充分栄養が含まれていれば、お肌の細胞にもしっかり栄養素が届き、細胞が活発に働きシミやくすみなどの肌トラブルを防ぐことができます。

■常駐菌と通過菌

(1)常駐菌とは

腸の中には、善玉菌、悪玉菌、善玉菌にも悪玉菌にもなる日和見菌が存在し、200〜300種類、約120兆個の腸内細菌が存在すると言われています。これらの細菌は毎日勢力争いそしているため、そのバランスは、食生活や生活習慣で日々変わっていきます。

(2)通過菌

常駐菌に対し、経口摂取した菌は体内に住み着くことはできないため通過菌と呼ばれています。通過してしまうからといって意味がないわけではなく、胃酸などの消化液で死滅した善玉菌は、腸内で善玉菌のエサとなって善玉菌優位な環境を作る手助けをします。

また、通過菌も腸内に居る間だけは作用することができますので、毎日良い菌を食べる事が大切です。

腸内環境改善のためには、色々な種類の菌を食べることも大切です。ヨーグルトだけでなく、納豆やキムチなどの植物性乳酸菌を含む発酵食品や食物繊維、オリゴ糖なども毎日食べたいですね。良い菌を沢山摂って、キレイな血液作りを心がけましょう!

(編集者)

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【参考】

・新谷弘実監修 『みる・よむ・わかる 腸の不思議 −『乳酸菌生成エキス』ガイドブック−』レックス・ラボ